KTSK(傾聴に取り組む宗教者の会)

被災地での活動報告や告知など。
一見さんの参加も歓迎。
「何かしたかったけど、何をしていいか分からない」
「きっかけがほしかった」
「どこにつながればいいか分からなかった」
そんな想いをお持ちの僧侶、宗教者、一般の方、一緒に活動しませんか?
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【報告】2016年9月第2期(第70回/@熊本)
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    【報告】2016年9月第2期(第70回/@熊本)
    ○日時:9月11日(日)
    ○参加者:吉永拓哉、匿名希望、清涼晃輝(曹洞宗)、太田宏人(同)
    ○訪問地:西原町小森仮設住宅(全棟)、益城町津山グランド仮設住宅(全棟)
    [法要] 津山グランドから益城町へ
    ※ご寄付をはじめ、この日の活動と参加者をサポートくださいました皆様に心から感謝申し上げます。


    ■感想
    (吉永拓哉:サンパウロ新聞福岡支局長)
    感想文
    この度、友人の太田宏人僧侶からの誘いを受けて、9月11日に熊本地震の被災地である西原村および、益城町の仮設住宅地を訪問し、清涼僧侶、太田僧侶らと共に、被災された方々のお宅1軒1軒に仏具をお配りさせて頂きました。
    私は東日本大震災の際は、地元の福岡市で募金活動をしただけで、実際に被災地に行ったり、被災者と触れ合ったりしたことがありませんでした。
    本年の熊本地震では、発生後間もなくして太田僧侶に同行し、初めて被災地を訪れました。その時、私の目に飛び込んだのは、押し潰された無数の民家、地割れと残骸だらけの道、倒れた電柱など。まるで爆弾でも落とされたかのような光景に、大変衝撃を受けました。
    そのような経緯もあり、今回、仏具の配布のお手伝いに参加させて頂きました。
    そして、参加してはじめて知ったことは、仮設住宅にお住いの方々には、ご高齢者が多いことでした。若者であれば、地震で全てを失ったとしても「元の生活に戻るために、また仕事を頑張ろう」という気持ちになるかもしれません。しかし、ご高齢者とあっては、先が不安になるはずです。聞けば、2年以内に仮設住宅から退居しなければならないとか。
    普段、恵まれた環境の中で生活していると、被災者の方々がいることは知っていても、他人事のように思ってしまいがちでしたが、実際に被災者の方々と触れ合ってみて、少しだけご苦労がわかったような気がします。
    そうかと言って、私がどうこうできるものではありませんが、引き続き、ご協力できることがあれば、やっていきたいと思います。よい社会勉強にもなりました。本当に有難うございました。(吉永)

    ■活動に参加して
    (匿名希望)
     3〜4軒が一棟となっている仮設住宅ですが、プランターに花が咲いていたり、自転車が置いてあったり、灰皿があったり…と一軒一軒のお宅の前は、それぞれに違っていました。「被災地」「被災者」と一括りにすることのないようにしようと思いました。
     
    最初一緒に回らせていただき、お話の「聴き方」を目の当たりにしました。長い時間沈黙が続いても、なにかを促すのではなく待つ、すると、お相手の話の続きが始まる…「傾聴」に関する文章を読んだだけではわからない経験をしました。また、お話を聞いている際、いつのまにか自分の思いをめぐらしていることに気づき、相手に「寄り添う」ことと自分に「引き寄せてしまう」ことの違いをあらためて感じました。そして「寄り添う」には、静かなエネルギーが必要なのだと思いました。

     伺ったことを無駄にすることなく、今後自分にできることは何だろうか、考え続け、実践していきます。
     ご一緒させていただいた皆さま、西原村、津森の方々、お会いしてお話しすることができ、ありがとうございました。


    ■感想
    清涼晃輝(岡山県津山市 少林寺住職)
    本日、傾聴に取り組む宗教者の会(KTSK)の活動で平成28年熊本地震の被災地を訪問しました。
    「こんにちは」の挨拶を届けたい。
    そんな思いを持って同志4名で活動を始めました。

    益城町の多くのお宅にブルーシートがかかっていました。
    道路や川の崩壊、家屋の全壊又は半壊、山の崩壊など、震災の爪痕はまだしっかりと残っていました。

    線香、仏具(線香立て香炉、リン、花立、仏飯器、蝋燭立て)をお配りしながら、仏様のまつり方や仏事相談、お悩みを聞かせて頂く傾聴活動をいたしました。

    「うつ病なんだ。話聞いてくれるか?」と言われた方もおられました。

    被災者から聞いたお悩み
    ・亡くなった方への思い。寂しさや悲しさ。後悔。
    ・4月14日の1回目の地震が「余震」とは思わず、傾いた自宅に居り、4月16日の2回目の大きな地震「本震」で家族が亡くなった。その後悔。
    ・全壊または半壊した住むことの出来ない自宅の解体への不安。
    ・仮設住宅が2年という期限があり、次の住居の目処が立たない不安。
    ・仮設住宅への不満。住民同志のトラブル。被災者の声を聞いてくれない。言うところがない。
    ・とにかく、どうしてよいかわからない。

    まだ、体育館等で避難所生活を送らている方も沢山おられます。
    仮設住宅での生活に感謝しながら、様々な不安をお聴きしました。

    同時に、全国から寄せられた物資への感謝やボランティアへのお礼も言われていました。
    ある人は、「震災直後に岡山から岡山米を頂いたよ。ありがとう。」と言われていました。

    仏具のニーズもかなりありました。用意した段ボール5箱分の線香と仏具は、ほぼ無くなりました。

    益城町を見渡せる場所で、慰霊法要を勤め、仮設住宅を離れました。

    途中、被災した熊本駅近くに住む大叔父と大叔母に会って震災見舞し、岡山へ向かい無事に帰山しました。
    合掌



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