☆活動を支える全ての方々に心からの感謝を申し上げます☆
■熊本県■
【日時】2017年10月20日(金)
【訪問場所】 西原村小森仮設
【活動内容】 仏具線香配布、傾聴・戸別訪問(仮設住宅)
【参加者】 遠田旭有(曹洞宗・法要導師)、太田宏人(曹洞宗)
【法要】 西原村布田納骨堂
■福岡県■
【日時】2017年10月21日(土)
【訪問場所】
朝倉市
1.杷木小学校仮設
2.宝珠山仮設
3.ゲートボール場仮設
4.頓田仮設
【活動内容】 仏具線香配布、傾聴・戸別訪問(仮設住宅)
【参加者】 近藤祐史、黒崎浩行、遠田旭有(曹洞宗)、太田宏人(曹洞宗)
【法要】 朝倉市宝珠山方面の災害現場
【合同法要】 朝倉郡筑前町 信覺寺(浄土真宗本願寺派) 導師:渡邉如心住職
※この日は、地元の彫刻家・近藤祐史さんにご案内いただきました。大変、お世話になりました。近藤さん、ありがとうございました。 (写真は↓こちらをご覧ください) https://www.facebook.com/Ktskktskktsk/posts/717823115088564
【感想】
■遠田
生ある者が亡き方に思いを寄せる。意識しているにしろ無意識にしろ、命に向き合うこの行為が生きる芯になっていることを女川を訪問するたびに感じますが、今回の訪問でもそれを感じました。 その行為をわずかでも支えることができればと今回は強く思いました。 しかしながら、お線香を配ることで自宅で供養できないことを責める形になっていないかという自己反省も忘れないようにしたいです。 大切なのは私の思いではなくお会いするその人の思いであります。
■近藤
皆様、朝倉に来ていただきまして本当にありがとうございました。地元の者として本当に嬉しく思いました。僕自身も、仮設住宅を余儀なくされた方と直接話す機会ができた事で受け取るものがありました。
■太田
津波の跡のような、未だ剥き出しの現場に言葉がでません。被害に遭われた方方に「寄り添」えたかどうか、分かりません。 活動への「慣れ」が誰かを傷つけたかもしれない。自分の言葉が空しい。 しかし、また参ります。
※次月以降 【女川】 11月17日(金) 第92回 参加者募集中
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生きるための祈りを支えたい
「こんにちは」の挨拶を届けたい
「世界全体」を救えなくても「ひとり」のそばに。
KTSK(傾聴に取り組む宗教者の会) #KTSK
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※次月以降
【女川】
11月17日(金) 第92回
【九州】
10月20日(金)熊本県益城町他 第91回
10月21日(土)福岡県朝倉市 第91回
参加者募集中
【報告・感想】
今回は体育の日が絡む連休で天気も好く暑いくらいの陽気でした。
女川に着いて先ずはお世話になっている聖花園さんへ。着いて車から降りると、近くの保育所で行われていた運動会に参加する子どもたちの元気な声が聞こえてきました。移動の車中からの光景ですが、地域医療センター南側の嵩上げされた所には広い駐車場を備えたセブンイレブンが、港には釣り糸を垂らすたくさんの親子連れが、行き交う車も多く、コバルトライン方面へ向かうバイクのグループもたくさんいました。
午前中訪ねた旭が丘北仮設でも退去(転居)が進み、話を聞くと来年3月には取り壊されることが決まり、今お住まいの方も年末から年始にかけて公営住宅へ引っ越さなければならないとのこと。これから益々寒さ厳しくなり年末年始で忙しくなる中での引越しであり、単身の高齢者にとっては体力的にも精神的にもお疲れになるだろうと思いました。
お昼を挟み午後は女川駅西側の大原公営住宅へ。先ず感じたことですが、公営住宅は仮設住宅よりも間取りが広いため、チャイムを鳴らしてから玄関のドアを開けてくださるまで少し時間が掛かりました。脚が悪い方は玄関まで出るのも大変なことだろうと思いました。モニター付きインターフォンがあれば尚良いかなと。
何軒か上がらせていただきお話をお聴きしました。こちらの方は恒久的・衛生的な住まいに入ることができたせいか、全体的に皆さんの表情が以前に比べて明るくひと安心したような印象を受けました。
今回久々に訪れましたが、以前はまだまだ?現地の人だけ?が町の復興に関わっている印象が強かったですが、今回はだいぶ?外のひと、外の空気?が流入してきたと感じました。仮設住宅が姿を消していき町は整っていきますが、人の心はなかなかそううまくは調わないものです。訪問先で話をしていると私たちにできることは本当に少ないといつも思いますが、それでも粛々と今できることを続けていくことが大切だとあらためて思いました。
最後に、女川に向かう前に寄らせていただいた舟要館のお父さん、柔らかく優しく好い表情でした。
必ずまた参ります。合掌 【赤城俊和】
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生きるための祈りを支えたい
「こんにちは」の挨拶を届けたい
「世界全体」を救えなくても「ひとり」のそばに。
KTSK(傾聴に取り組む宗教者の会)
#KTSK
活動を支える全ての方々に心からの感謝を申し上げます。
(日時) 2017年7月22日(土)
(活動内容) 仏具線香配布、傾聴〔戸別訪問〕
(参加者)黒崎浩行、三宅大哲(曹洞宗、合同法要導師)、遠田旭有(曹洞宗)
(訪問場所)
◯女川町民が暮らす以下の仮設住宅
・宮ヶ崎仮設住宅
・旧第三保育所仮設住宅
・小乗向仮設住宅
・小乗仮設住宅
・横浦北仮設住宅
・流留蟹田仮設住宅
・流留内田仮設住宅
・沢田バイパス仮設住宅
(昼食)
・果樹園Cafeゆめハウス(高白浜)
(合同法要)
・小乗漁港岸壁
【感想】
◯黒崎◯
午前中から昼にかけてはとても暑い日で、「冷たいお茶でも」と上がらせていただいた方々のお心遣いにひたすら頭が下がりました。
今年10月から、遅くとも来年4月までには仮設を出ていかれる方ばかりでしたが、災害公営住宅に移ってもまた訪ねてきてよ、というお言葉をいただきました。
ご高齢の独り暮らしが多いと思われる災害公営住宅での見守りという大事な課題をいただきましたが、それに応えられるような道を模索していきたいと思います。
◯遠田◯
ある仮設でひとり暮らしのお父さんに迎えられました。
奥様が昨年亡くなられたとのこと。仮設で毎朝行っていたラジオ体操で使うラジオを持っていく係をしていた奥様。
帰りがけに「ラジオを持って笑っている妻の写真があるから見て欲しい」とお父さん。
その満面の笑顔の写真を見て涙が溢れてきました。
またこの笑顔に会いたい。この笑顔と共に生きているお父さんに会いたい、そう思いました。
私は何故女川を訪問するのでしょうか?
きっとただただそこで出会った人にまた会いたいだけなんだろうと思っています。
また来ます。
※次月以降/@女川8/31(木)
参加者募集中
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「こんにちは」の挨拶を届けたい
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活動を支える全ての方々に心からの感謝を申し上げます。
●日本香堂様(御線香をご寄贈くださり、ありがとうございました)
●神奈川こすもす様(仏具をご寄贈くださり、ありがとうございました)
(日時) 2017年6月23日(金)
(活動内容) 仏具線香配布、傾聴〔戸別訪問〕
(参加者)遠田旭有(曹洞宗)、太田宏人(同)
(訪問場所)
◎嘉島町
・下仲間公園仮設住宅
・上仲間仮設住宅
・上川原公園仮設住宅
・近隣公園仮設住宅
・かいね公園仮設住宅
・同尻公園仮設住宅
・宮ノ前公園仮設住宅
・児童公園仮設住宅
【感想】 〜遠田〜
個人的に三度目の熊本訪問活動。人生初めての嘉島町訪問。
熊本に於いてさえ震災関連の報道は減少している様子だったことは衝撃でした。
しかしながら、仮設住宅に暮らしている方々は、それぞれの苦しい思いを抱えながら過ごされておられました。ある方は親しい人と別れ、ある方は先祖と離れ、ある方は歴史ある家を失い、ある方は行く末に不安を抱く…。
そのような状況の中で神仏や先祖に手を合わせることが、確実に「命の芯」になっていることも感じました。
どうしたら、そうした心に思いを傾け、祈りを支えることができるだろうかとひたすら考えながら訪問させて頂きました。
いつもながら活動を致しますと、私が知っていようと知っていまいと「ここ」で懸命に生きている人々がいることを改めて感じます。
仮設の期限は二年で、新しい住宅の建設も始まっています。新居に引っ越す方もいらっしゃるようでした。
それでも土地も人の心も震災前に戻ることはないことを忘れてはならないと思いました。 また来ます。
【感想】 〜太田〜
仏具のニーズが予想以上にありました。
嘉島町の仮設での仏具配付は始めてであったため、というだけではありません。
「ここ(仮設)を出るのだが、新居で使うから」と仏具を受け取っていただく方もいらっしゃいました。
今回は、遠田さんにコーディネーターをお任せしました。
さまざまな手配や報告の作成、有難うございました。
今回も、強く感じたことは、戸別訪問を続けよう、ということです。
「みんなの家」での配付会も悪くはありません。
しかし、身体的な理由、性格的理由、そのほかさまざまな理由で、
「みんなの場所」に出て行けない人がいます。
その方に出遭うために、戸別訪問を続けたいとおもいました。
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生きるための祈りを支えたい
「こんにちは」の挨拶を届けたい
「世界全体」を救えなくても「ひとり」のそばに。
KTSK(傾聴に取り組む宗教者の会)
#KTSK
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