【所感】
今回コーディネートをさせて頂きました遠田です。
皆様のご協力のお陰で大過なく活動を終えることができました。御礼申し上げます。
青木さん、太田さん、お線香有難うございました。大切に配布させて頂きました。
また、お心をお寄せ下さった方の想いも心に抱いて訪問致しました。
高齢者等福祉住宅への訪問は先月に続き二度目でしたが、私自身は初回になりました。
このような施設があり、そこに入所されている方がいることを恥ずかしながら知りませんでした。
入所者は7名いらっしゃり、私は3名の方のお部屋に伺い、読経させて頂きました。皆様が一様に一心に手を合わせておられるお姿からは単純に故人への弔いばかりだけでなく、様々な想いが感じられてくるようで胸を打つものがありました。
認知症の方や色々な事情を抱えている方もいらっしゃるとのことで、訪問前に太田さんより留意点などを伺っていたことで心の準備ができたようにも思います。
それもあってか、あるいは入所者の方の調子の関係かわかりませんが、今回に限っては会話させて頂いて困ることはありませんでした。
阿部さんが入所されている女性の方々にブローをされましたが、ブローを受けた女性の方の阿部さんを見る眼が輝いているのを見て、とても嬉しかったのだろうと感じました。訪問活動の色々な可能性を垣間見た瞬間でした。
昼食のゆめハウスでは美味しいさんまづくし定食をごちそうになりました。お母さんたちの明るさにもホッとさせてもらいました。あの明るい笑顔が絶えないように活動していきたいと改めて思いました。
午後も高者等福祉住宅を回り、その後、
小乗仮設住宅を訪問しました。
全五棟ある内、三分の二ほどのお宅が空き室になっておりました。
三時頃に伺ったのですが、山の陰になることもあってか、あるいは人の気が減ったことからなのか、閑散とした寂しい空気が漂っていたように感じました。
こうした仮設がこれから増えて行くのかもしれないと思うと、私たちの活動の更なる必要性を感じずにいられませんでした。
とりとめのない所感ですいません。
来月も宜しくお願い致します。
(旭有 拝)
【所感】
9月28日の活動に参加させていただきました、阿部です。
今回は、KTSKの活動では初めて高齢者等福祉住宅へ訪問しました。
私はそちらで女性の方二名、男性の方一名にブローをさせていただきました。
以前にも福祉施設等で美容の仕事やボランティアをしていたことがあったので、その時のことを思い出しながら対応しました。
事前に太田さんからもどのような方がいらっしゃるか、そしてどのように接したら良いかお話があったので、戸惑うことなくできました。
定期的にカットはされているようでしたが、ブローで髪を整えてもらうというのは初めてのようで、最初は不思議そうに鏡を見ていらっしゃいましたが、髪のクセがとれてツヤやボリュームが出てくると、少しずつ和らいだ表情になりご自分からいろいろとお話をしてくださいました。
それぞれがお部屋で過ごされることが多いようで、お一人で入居されている方からは特に、話を聞いて欲しいという思いが伝わってきました。
小乗仮設住宅では、限られた時間の中での活動でしたが、お一人やはり話す相手を待ってましたという様子の方に出会い、時間の許す限りお話をひとつひとつ聴かせていただきました。
仮設はだんだんと住人が減り、周辺の道路は工事車両が砂煙をあげて往来していて散歩もできず、部屋にこもることが多いのだそうです。
そういう寂しさを抱えた方が時が経つほどに増えてきているのかなと思うと同時に、微力ながらもKTSKの活動を通していろいろなかたちで少しでも寄り添っていければと強く思いました。
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◉次回
10月(第56回)傾聴仏具配布訪問
日時 2015年10月19日(月)
訪問場所 女川町民が暮らす高齢者等福祉住宅及び仮設住宅
コーディネーター 太田宏人
生きるための祈りを支えたい
こんにちはの挨拶を届けたい
ぼちぼちやっていきましょう。