KTSK(傾聴に取り組む宗教者の会)

被災地での活動報告や告知など。
一見さんの参加も歓迎。
「何かしたかったけど、何をしていいか分からない」
「きっかけがほしかった」
「どこにつながればいいか分からなかった」
そんな想いをお持ちの僧侶、宗教者、一般の方、一緒に活動しませんか?
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    【報告】2017年6月(第85回@女川)訪問活動
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      【報告】2017年6月(第85回@女川)訪問活動

      活動を支える全ての方々に心からの感謝を申し上げます。
      (先般、株式会社日本香堂さまより配付用のお線香をご寄贈いただきました。今回、仮設住宅等で配付しました。御礼申し上げます)

      (日時) 2017年6月1日(木)
      (参加者)源田俊道(天台宗)、太田宏人(曹洞宗)、三宅大哲(曹洞宗、合同法要導師)、柴原由佳
      (訪問場所・時系列で)
      ○女川町・新田仮設集会室、新田仮設ばんぷきん(グループホーム)、針浜仮設
      (合同法要)小乗漁港岸壁

      [感想]
      ○柴原○
      私は阪神大震災を経験し、また修学旅行先が東北だった事もあり、震災後、1度は現地へ行って、自分の目で見たい。と言う思いがありました。テレビでは取り上げられない現地の方達の生の声…復興して新しい建物が建つのはいい事なんだろうけど、街並みの面影も道も変わってしまってこの先女川はどうなって行くのか…新興住宅が出来ても商業施設や学校が遠くて二世代、三世代で暮らせない現実、仮設住宅の年内退去に伴う仮設コミュニティ離れetc...まだまだメンタルケアの必要性を感じました。
      目に見える復興と共に、人々の心の復興も必要である事を、私も1人でも多くの方にお伝えしたい!と思いました。
      この度は貴重な経験をありがとうございました。

      ○源田○
      昨年以来の参加でした。
      小雨の中でしたが、女川の仮設住宅に伺うと沢山の暖かい笑顔に出会い、合同法要の頃には雨もあがりました。
      現状の問題として、年内に今の仮設住宅を出なくてはならず、先が決まっていないという不安。仮設住宅とはいえ、今の環境にやっと慣れコミュニティが上手くなっているところ、新天地への移動を余儀なくされる不安もある。現場だから聞けるお話が沢山ありました。
      またお会いしましょう!と笑顔を頂きました。

      ○太田○
      復興集合住宅には仏壇と神棚のスペースがない。「仮設だから」と小さい仏壇と神棚に甘んじてきた。「仮設をでたら…」と思ってきたが、仮設のほうがまだまし。女川は漁師町だから神仏を敬う気持ちが強い。住民の気持ちを汲んでくれていない。
      ……という声をお聴きしました。
      「仮設に残っている人たち」のお茶会に乱入しました。
      出島の方、江島の方、町の方、半島の方が、100年来の友人のように「おちゃっこ」していました。


      ※次月以降、女川訪問は 7/29(土)

      ○生きるための祈りを支えたい。
      ○「こんにちは」のあいさつを届けたい。
      KTSK

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